暴走族


暴走族は、1950~1960年代に発生したカミナリ族がルーツとされる。改造を施したバイクや自動車に乗り、改造マフラーなどによる走行自体の騒音、またはサイレンを鳴らすなどの騒音を伴って、蛇行などしつつ集団で走行する団体のことを言う。自分たちのグループ名に、難しい当て字を使うなどの特徴もある。警視庁の分類では同一視されているが、いわゆる「走り屋」とは無関係という見方が一般的である。

1970年代になると、暴走族は、暴走行為だけではなく、暴行・恐喝事件を起こすケースが多くなる。暴走族同士の抗争も増え、角材や木刀などで武装する集団も見られるようになった。

1980年代には、長ランやボンタン、リーゼントなどの、この頃流行した独特のファッションとともに、暴走族は最盛期を迎えたが、2000年代に、全国各地で暴走族に関する取り締まりを目的とする地域条例が制定される動きが顕著となり、次第に衰退していくこととなる。

暴走族は一般的に、グループ内に厳しいルールがある。若者が、組織に属することや、ルールに縛られることを嫌う風潮があるため、若年層の暴走族の加入が激減している。このことはまた、都市部以外での暴走族の、車の改造度合いが激しかったために、「暴走族は田舎者である。」という認識が広まったことも一因となっている。警視庁が発表した調査結果でも、2006年の統計では、暴走族の構成員の6割が成人であったなど、暴走族の構成員の平均年齢は上がってきている。


スポンサードリンク

Loading...